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番組審議会

番組審議会とは放送法に定められた機関であり、番組内容を定期的にチェックし、よりよい番組を皆様にお届けすることを目的とした審議機関です。
CS日本では、各界有識者の方に委員としてご参加いただき、番組内容について審議しております。

第64回番組審議会

2023年3月14日(火)開催 ※Webリモート会議にて

■ 出席委員
大石 裕(委員長)/ 大石 吾朗/ 原口 恵美子/ 鴻巣 友季子/ 福永 ひろみ/ 宮崎 至朗
■ CS日本出席者
正力 源一郎(代表取締役社長)/ 髙橋 知也(取締役副社長)/ 面髙 直子(常務取締役)
  1. 放送基準の変更についての諮問・答申

     前回・第63回番組審議会において2023年4月の「民放連 放送基準」改正に伴うCS日本番組基準の変更について、CS日本から下記説明と番組審議会への諮問を行いました。
     民放連の放送基準については、人権意識の高まりや価値観の多様化、社会情勢に合わせた広告の適正化ということ等を目的として改正される予定です。CS日本の放送基準はこの民放連放送基準を準用すると定めていますので、引き続き同放送基準を準用していきたいと考えています。視聴者に信頼されるメディアであり続けられるよう、放送事業に取り組んで参ります。
     本審議会にて、その諮問に対し審議委員からの下記答申をいただきました。
     前回の説明と諮問においての意見は特になく、全会一致で変更手続きを了承します。

     これを受けて、2023年4月よりCS日本番組基準の改定を行いました。

  2. 番組審議1) 日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ『2.5次元ナビ!』#66 ゲスト阪本奨悟

    2.5次元舞台やそこで活躍する若手俳優を深掘りするエンタメ情報に特化した情報バラエティ。
    舞台のゲネプロや囲み取材、会見などを最大限にお伝えするほか、毎回若手俳優や演出家などスタジオゲストも登場!
    MCは、2.5次元舞台をはじめ幅広く活躍する平野良。CSならではの本音トークが炸裂!多才な平野良の企画コーナーも必見。

    A委員
    お芝居をする出演者に興味を持っている人に向けて、大切な部分を独自に伝える、という意味でCSらしい番組だなという良い印象を抱きました。
    B委員
    ゲストトークで、司会がゲストのかなり心の中の襞まで入り組んだ言葉をあぶり出してきたというのがとても面白かった。
    C委員
    ナビ隊チャレンジコーナーについて、番組の流れとしての必要性に少し疑問の余地がありました。
  3. 番組審議2) AXNミステリ― 『リドリー~退任警部補の事件簿』

    レコードとウイスキーを愛する、“歌う”退任刑事リドリーが相談役として後輩をサポートしながら事件を解決していく。
    事件が解決すると、ジャズ・バーで静かに歌うリドリーの魂の叫びのような歌声が心に染みる、悲しみを抱えた男の静かな情熱とロマンティシズムを感じる泣けるミステリー。

    A委員
    派手な銃撃シーンなどはなく、淡々と進んでいき、いわゆる日本的な受けねらいの場面がなくて、本当に丁寧に親切に表現している。
    制作陣はこういう芸術を心より愛しているんだろうなというのが凄く伝わってきて、また次を見なくてはと思わせた。
    B委員
    性的多様性、セクシャルマイノリティ、性犯罪の再犯問題、ゆがんだ母性の問題など、現在的な問題も浮き彫りにされていて、先進性と安定感がいい。
    C委員
    アメリカ作品などとテンポが全然違う。年相応な落ちついた役者が登場し、事件を紐解いていくのが安心して、落ちついて見ることができて、シニア層にはちょうどよい。

以上