番組審議会
番組審議会とは放送法に定められた機関であり、番組内容を定期的にチェックし、よりよい番組を皆様にお届けすることを目的とした審議機関です。
CS日本では、各界有識者の方に委員としてご参加いただき、番組内容について審議しております。
第70回番組審議会
2025年3月18日(火)開催
- ■ 出席委員
- 大石 裕(委員長)/ 大石 吾朗/ 酒井 直人/ 鴻巣 友季子/ 原口 恵美子/ 福永 ひろみ(リモート参加)/ 宮崎 至朗
- ■ CS日本出席者
- 髙橋 知也(代表取締役社長)/ 面髙 直子(常務取締役)
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番組審議1) 日テレプラス 鉄道発見伝~48時間で九州の人気列車を乗りつくすぞSP~前編・後編
「今しか出会えない鉄道風景」「未来に残したい鉄道風景」に立ち会うロードムービー的ドキュメントバラエティ番組。
今回の鉄道旅は「タイムリミット48時間で九州7県を制覇できるか?」
旅のルールは、各県の県庁所在地の代表駅
(博多駅・佐賀駅・長崎駅・熊本駅・大分駅・宮崎駅・鹿児島中央駅)をチェックポイントとしその7駅すべてに必ず下車すること。
行き当たりばったりの鉄道旅。ミッションコンプリートを目指す!
- A委員
- 都内では山手線や中央線、新幹線しか馴染みがありませんでしたが、地方にはさまざまな列車があり、とても興味深く感じました。
特にグリーンの色合いの『ゆふいんの森号』の洒落た車両には感動しました。
- B委員
- 鉄道マニアではありませんが、鉄同志の会話、1時間×2本を楽しく拝見しました。
コアな鉄道ファンに向けた内容と伺いましたが、カジュアルで柔らかく、ちょうど良いバランスに感じました。
- C委員
- 出演者の瀧野さんは、元アイドルだったということですけれども、凄い癒しキャラで、自然体で、凄く好感が持てました。
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番組審議2) ミステリーチャンネル カリートス 地中海の犯罪辞典
ギリシャ・ミステリー文学界の重鎮にして映画脚本家でもあるペトロス・マルカリスの代表作の映像化! アテネを舞台に、昔かたぎな殺人課の警視コスタス・カリートスが、辞書を片手に事件捜査に挑む! 2024年9月にイタリアで放送された最新クライム・ミステリー!
- A委員
- 日常性を大切にした優れた会話劇だなと思いました。さっきご説明があったように、難解なトリックがあるわけではなく、派手なアクションもない、残酷なシーンがあるわけでもない、そういう中で会話の素晴らしさで登場人物のキャラクターを浮き彫りにして、人間関係みたいなものを全部あらわしていて、見事だなと思いました。
- B委員
- 見応えのある、深くて重いミステリー、クライムミステリーということを感じました。アテネが舞台とはいえ、さすがイタリアと思いました。大変余韻が長くて、見た後も凄く重く響きました。
- C委員
- 社会的背景を絡めての展開は、目をいろんなところに向けさせて、物語をより深いものにしている感じがしました。でも、「殺人は個人的な問題なんだ」みたいなのもぐっと来る感じで、凄く面白かったです。
以上